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石井桃子さんのこと


今朝のニュースでお亡くなりになったことを知りました。

この方の偉大な業績は、私ごとき若輩者が語ることはできないのですが、
本好きのつぶやきとして…。






訃報を伝えるテレビに、生前インタビューに応えていらっしゃるお姿が映りました。
その中でとても印象的だった一節…。

『子供の頃に読んだ本によって、その人の美意識が養われたり、善悪の判断の基準が決まる。
 だからこそ、良書を広く子供達に読んでもらいたい…』
(一瞬の聞き覚えですので、語尾など細かい部分は違うかもしれませんが、大意として)

“本好き”なら、きっと私と同じように、この言葉に頷いて下さる方もいらっしゃるのではないでしょうか?



ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)
中川 宗弥 / / 福音館書店




この本、私も子供の頃(今ももちろん!)、大好きな本の中の一冊でした。

大人になってから読み返すと、そこに様々な教訓(といっても決して押し付けがましいものではなく、やさしく包み
込まれるような、諭されるような)が潜んでいたり、一見地味にも見えるシンプルなストーリーなのに、含蓄が
あって、読後にしみじみとした感動のある…読んでいて自然に口角が上がったり、涙がこぼれたりするような一冊。

子供の頃、大好きだった岩波少年文庫(…コレも多分、まだどこかにあるはず…)にもそんな本が一杯でした。


今はネットで情報はいくらでも収集できますが(…という自分も現に活用)、ただ白い紙と黒い活字の中にも、
無限の世界が広がっている(自分次第で広げられる)ことは忘れてはいけないと思います。



…そんな風に思うのは私自身が相当アナログ人間だからかもしれませんが…。


たくさんの良い本をありがとうございました。
きっと今頃ノンちゃん達と雲の上にいらっしゃることでしょう。

ご冥福をお祈り致します。
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by a-applause | 2008-04-03 22:38 | 本棚から
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